040部署紹介

INCQC国際新聞カラーコンテストで世界3位

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静岡新聞社はこのほどWAN-IFRA(世界新聞・ニュース発行者協会)主催の国際新聞カラー
品質クラブ(INCQC)2016-2018コンテストで、厳格なISO規格で新聞を印刷できる社として
入賞を果たし、オーストリア・ウィーンとインド・コルカタ(アジア賞)で表彰されました。
同コンテストの入賞は2006年、2010年に次いで3回目で、
特に今回はエントリーした部門で世界3位に入る最高成績となりました。

2016年の今回は色再現性の正確さが求められる数値評価で、
3回にわたって提出した全てにおいて満点を獲得。文句なしの世界一となりました。
もう一つの官能評価(見た目のキレイさ)では、紙面から読み取れる印刷機のセッティング精度、
色のバラツキの有無、色の鮮やかさ、紙面品質等、紙面全体が精査され、
数値評価と官能評価の点数を合せた総合評価で、世界3位となりました。

これまでも静岡新聞のカラーは皆様から高い評価を得ておりますが、
今回の入賞でその実力を世界に示すことができました。
新聞カラーの先駆けとして、新聞印刷技術のトップを走ってきたと自負しておりますが、
現在も先人の技術や思いを引き継いで日々研究を重ねています。

受賞に慢心することなく、今後も紙面一つひとつを大切にし、
世界水準の新聞を読者のもとに届けてまいります。

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PLATE to PLATE(P to P)」とは富士フィルム様が行っているアルミニウムの再利用活動です。使用済みの印刷用刷版材料「CTP版/PS版」のアルミニウムを、再び「CTP版/PS版」に加工するという水平リサイクル活動です。

私たちはこの活動に賛同し、拡大推進するため2008年10月より参画しています。

このリサイクル活動により、以下の効果が期待されています。

 

★ CO2削減による地球温暖化の防止

 再生地金を利用してCTP版を作ることで、従来の新地金を利用する製造法に比べ、

 約60%のCO2排出量削減に貢献しています。

 

★ 資源の有効利用

 国際的にアルミニウムの需要が伸びている中、同製品内でリサイクルすることで、

 廃棄物を減らし、限られた資源の有効利用することができます。

 

     ◎従来のリサイクル                ◎各製造部門内でのリサイクル

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これらの効果により、弊社だけでも、年間750tものCO2排出量削減に貢献しています。

 ちなみにこの量は、杉の木が1年間に吸収するCO2量で換算すると約5.4万本分です。人間の年間呼吸量に例えると、約2,350人分に匹敵する量です。

 

今後も省エネ・省資源の活動に積極的に取り組んでまいります。

 

 

 

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 高さ15m、幅18mもある巨大な高速オフセット輪転機を扱う印刷工場のシンボル。巻取紙に文字や写真の情報を印刷し、印刷物(新聞)としての商品を作る部署です。デリケートな紙に印刷するためには、毎日印刷形態に合わせた細かな機械のセッティングが欠かせません。高度にデジタル化された機械で自動プリセット機能が随所に装備されていますが、インキ調整を含め最後はオペレータが微調整しています。また、機械のコンディションに合わせた整備も行い、最大限の能力を引き出す重要な仕事です。
 東京機械製作所が開発したオールオフセット輪転機(トピックス参照)や現在主流となっているタワー型輪転機には、「より美しいカラー印刷」を確立する為に当社技術陣の意見が大いに反映されました。
 最大40頁うち24個面のフルカラー印刷が可能な高速タワー型輪転機をはじめ、8セットの輪転機を有しています。その規模は、全国でもトップクラスの生産能力を持った印刷工場と言えます。同時に日々損紙削減に努め、歩留まり(ヤレ率)もトップクラスです。
 印刷室と発送室をつなぐ新聞搬送キャリアは、印刷された新聞を一部づつ掴み部数管理しながら発送室まで搬送します。      

 

>>> わたしの仕事へ
 

 トピックス

 

 横浜の日本新聞博物館一階エントラスホールにシンボルモニュメントとして展示されている輪転機は、静岡新聞社が(株)東京機械製作所と共同開発した初代オフセット輪転機です。

 1979年から1997年まで、静岡新聞社で24頁4個面カラーの新聞を刷っていました。

 

 

 

 

 写真提供:日本新聞教育文化財団
 

 

 

輪転機   東京機械製作所
ダンプナー装置   日本ボールドウィン
インキ設備    KGK
自動見当装置   クォードテック、東京機械製作所
紙面検査装置   東洋インスペクションズ、東機エレクトロニクス
新聞搬送キャリア   西研グラフィックス
インキ   SAKATA INX、東洋インキ、DICグラフィックス、日本新聞インキ
ブランケット   藤倉ゴム、金陽社


 

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製版部門と給紙部門が主な生産業務です。

 

 

 製版部門では印刷工程に必要な計画作成(工程管制業務)と受信した紙面データを元に、CTP製版(フィルムを使わないダイレクト製版方式)を行っています。工程管制で作成された計画情報は、給紙、印刷、発送の各部門の準備へと展開される、重要な業務です。製版では完全CTP化によりフィルムワークが消え、高精細な製版が可能となりました。その結果、印刷においてもより高品質な紙面となりました。
 輪転機8セットに対し、CTPは5台運用しています。CTPの高効率運用の為、刷版の自動搬送装置も設置し、フレキシブルな搬送を可能にしています。

 

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工程管制システム   富士通
CTP(ダイレクト製版)   Panasonic
ベンダー(版折り曲げ)   西研グラフィックス
刷版搬送装置   椿本チエイン
印刷用版材   富士フイルム、KODAK

 

 

 

 給紙部門は、巻取紙の紙庫管理と最適出庫の運用が主な業務です。毎日トラックで製紙会社から搬入される巻取紙は立体紙庫へ一旦保管し、最適な温度と湿度の中で2~3日エイジングさせます。
 立体紙庫から出庫した巻取紙は紙継ぎ用にPPR(自動紙継支度装置)で仕立てられ、AGV(巻取紙自動搬送台車)で各給紙機まで自動搬送されます。出庫計画が適切でないと印刷部での損紙の増大につながります。日々、印刷部と連携しながらノウハウを蓄積し、出庫計画に反映させています。

巻取紙吊り上げ装置   椿本チエイン
立体紙庫   IHI
ワンプ剥離・折畳装置   椿本チエイン
TRCSシステム(巻取紙管理)   椿本チエイン
AGV(自動搬送台車)   椿本チエイン
PPR(自動紙継支度装置)   KKS
巻取紙   日本製紙、王子製紙、大王製紙、中越パルプ

 

 

 

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印刷室から発送室まで搬送された新聞は、部数管理情報を元にカウンタスタッカと宛名添付装置を通過し、販売店まで新聞をきれいに届けるためにビニール梱包されます。

お客様(読者、販売店)へ決められた時間までに確実に届ける使命があり、日々時間との戦いです。

AOS(宛名オンラインシステム)が発送管制業務を担い、各販売店へ正確な部数を届ける計画に基づいてカウンタスタッカから積み込みトラックまでコントロールしています。

輸送業務は路線管理を担当し、印刷の遅れや天候・道路状況などにより輸送遅れなどに、スピーディな判断と対応が要求されます。県外読者への郵送もあり、オンラインから外れた煩雑な作業にも対応しています。
      

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カウンタスタッカ、宛名添付装置   KKS
梱包結束機   KKS
スタックコンベア   西研グラフィックス
バンドルコンベア   第一工業
インダクション、リニソート   椿本チエイン
トラックローダ   第一工業
宛名オンラインシステム   KKS
仕分けシステム   椿本チエイン

 

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 「より美しく」、「より読みやすい紙面」を使命として、社員一丸となって取り組んでいます。インキや用紙などの研究ばかりでなく、印刷機の構造を理解したうえでの創意・工夫も積極的に行い、印刷技術向上に努めています。

>>> 活動事例

 

 印刷工程の中で最もコストが掛かるのが、用紙です。用紙のムダ、即ち損紙を例えば0.1%減少させるだけでも、1ヵ月でのコスト削減額は大きなものとなります。この観点から、長年あらゆる面から損紙削減策を講じて来ました。
 用紙をはじめ、巻取紙を保護しているワンプや新聞束の下敷きなどにリサイクル品を使用しています。また、使用済みの版も他社に先駆けて、アルミのリサイクル活動を行っています。

>>> 活動事例

 

 

 輪転機は高速回転する機械であり、操作方法を誤れば、時に危険なものとなる事もあります。これまでの経験を元に、いかに操作すれば安全であるかをマニュアル本にまとめました。これにより確かな安全が確保され、安心して働ける職場となっています。
 また、職場からの有機溶剤排除、騒音低減策なども考慮し、健康面にも配慮しています。
 

>>> 活動事例

 

 

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石川 勇(取締役総務)さんにお聞きしました。

-INCQCとは、どのようなコンテストですか


 International Newspaper Color Quality Club 以下INCQC(国際新聞カラー品質コンテスト)は IFRA(国際新聞技術研究会)が主催で、NAA(アメリカ新聞発行者協会)、PANPA(環太平洋地域新聞発行者協会)とのジョイントプロジェクトです。
 INCQCは1994年に設立され2年に1回開催されます。コンテストの目的は新聞のカラー品質の№1を決めるのではなく、業界全体の印刷品質レベルアップを目指すものです。
 ◆ 静岡新聞社はINCQC 2006~2008年度に応募
   同年のコンテストには世界38カ国と地域から181社が応募
 ◆コンテストの評価方法は、
    ①デジタルターゲット関係の数値評価
    ②ニュースカラー写真とカラー広告の評価
    ③通常発行している新聞印刷紙面の総合評価
 このコンテストで静岡新聞社は世界上位50社のクラブメンバー入りし、2年間の栄誉が与えられました(オランダ・アムステルダムで表彰される)。
 カラー写真などの色彩再現や印刷技術、高品質の紙面管理などが問われる同コンテストでの上位50社入りは、日本の新聞社では初めてでした。同時に、アジアの同規模の発行部数の新聞社から選ばれるアジア賞も受賞しました。

 

-取組において、苦労された点はどのようなところですか

 当時、印刷局と画像処理を担当する制作技術局を含めた“プロジェクトチーム”を結成しました。IFRAからネット送信されてきた「課題のカラー素材」をプロジェクトチーム内で検討し、数回のテスト印刷を行いコンテスト本番に備えました。INCQCは欧州の色彩表現や印刷が基準になっているため、課題のカラー素材のうち最も苦心した点は、デジタル広告の色再現でした。
 欧州の藍インキは日本の藍インキに比べて、微妙に赤みを帯びています。課題の「デジタル広告」原稿はCMYKの4色に分解されて各応募社に送られ、その色彩通りに日本で印刷しても、併せて送られてくる色見本とは異なる色合いに仕上がってしまいます。「デジタルカラー広告課題」の印刷は通常の本紙紙面に盛り込む形で行うため、IFRAから送付されてきた色見本通りの色になるようインキ量を調整すると、今度は同じ面のほかのカラー素材の色が狂ってしまいます。プロジェクトチームは課題のデジタルデータのプロファイルのみ変換が認められたことを利用し、課題の印刷データを逆算して、デジタル写真段階のデータに一度戻しました。その後、あらためて静岡新聞社のCMYKの印刷データに変換し直すことで、欧州標準の印刷データに適合させました。
 同コンテストのデジタルターゲット関係の評価は、主催者側が分光光度計で測色した数値結果が評価されるという厳しいものでした。日本の新聞用ジャパンカラー(JCN)と測色条件が違う点はブラックバックです。これらに関しては静岡新聞社独自の色彩管理用フォーマット(汎用表計算ソフトExcelで作成)を活用しました。テスト印刷時にドットゲインやグレーバランス、1次色ベタ濃度とドライダウン後の色彩値ほかの数値データの確認を行いました。IFRAでの色差の求め方は「CIE DE 2000」を基本にしています。そのためCIE DE 76やCIE DE 94と比較した場合、CyanとYellowの領域で数値的な差が現れます。CIE DE 2000は色度によってa*座標を補正したものですが、この微妙な違いが、欧米人と日本人の色を見る官能評価に現れるのではないでしょうか。
 

 

-受賞後の国内での反響は、どうでしたか

 新聞各社からの問い合わせも多くあり、印刷専門誌でも取り上げていただき「INCQCに国内初の入賞」したことが「スゴイ!」の驚き・・・でした。
 

-授賞式でのエピソードなどをお聞かせ下さい

 アムステルダムでの受賞式典で司会者が「静岡新聞」と名前を読み上げるのに、英語でサシスセソの「シ」発音が上手く出来ず、受賞者がマイクを取り自己紹介を行いました。このタイミングでレセプション会場の2階席から「万歳・・」の歓声で式典が多いに盛り上がりました。

 

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赤羽 昭人(印刷部員)さんにお聞きしました。

 

-版微プリセット機能とはどのようなものですか

 新聞のカラー印刷は、墨、藍、紅、黄の4色を正確に重ね合わせることにより印刷されています。その4色位置を数値で示すのが、版微位置です。この版微位置が4色とも紙面上で同じ位置にあることにより、正しい色が再現されます。

 版微位置は印刷スピード、新聞のページ数、新聞用紙など様々な要素によって変化します。印刷開始直後にいち早く版微位置を修正し、4色を合わす事が損紙(不良品)の削減となり、環境負荷軽減につながります。この版微位置を印刷前にセットし、より早く4色の重ね合わせをするための機能が「版微プリセット」です。

 

-開発前は、どのようにされていましたか

 版微データシートを作成し、毎日の印刷データを手書きで記入していました。記入したデータは用紙別、建てページ別に管理し、印刷前にはその日の印刷条件にあったデータを抽出して、人間の手で版微位置を動かしていました。特に、用紙が新聞用紙と商業印刷用の中質紙では版微データが大きく異なります。煩雑な作業の中で事前に版微を動かすのを忘れたり、データが不正だったりすると、色が合うまでに時間が掛かります。その間の新聞は商品価値がなく、すべて損紙となります。より早く色を合わせることがポイントであり、損紙削減のテーマのひとつでした。

 

-導入後の効果をお聞かせください

 作業時間の短縮と、正確な版微位置の自動設定ができるようになりました。導入前は人間の手で設定を行っていたので、2台のカラー印刷機で10分~30分の作業時間を要していましたが、導入後はカラー印刷機が3台に増設されたにも関わらず僅か10秒ほどで完了してしまいます。

 前述のように以前はデータを手書き記入し、オペレータが印刷前に版微位置を動かしていました。そのためデータの記入ミスや版微位置のセットミスが多々ありました。そのミスが、損紙の増大となります。パソコンでデータを自動保存し、また逆に保存したデータを自動的に機械にプリセットする事で、ミスがなくなりました。印刷媒体ごとに記入していたデータの管理も大変でしたが、パソコンでの一括管理に代わりました。印刷開始時の大幅な損紙削減につながったと同時に、作業自体も軽減されました。「平成21年度日本新聞協会技術委員会賞」の受賞は、この点が評価されました。

 

-開発中にメーカーとの打ち合わせで苦労された点はありますか

 グループ内での討議、メーカーとの打ち合わせも数十回に及びました。その中で、メーカーに当社独自の作業内容を理解してもらうことや、開発の趣旨を伝えることで苦労しました。新聞用紙の幅方向の伸びは、印刷速度の低速と高速で異なります。そのために版微位置のプリセットも低速用と高速用があります。これは日々の作業の中から考え出されたもので、この作業を自動化するために、メーカーも加わっての開発には多くの苦労を要しました。

 

 
 

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田形 政利(印刷部副部長)さんにお聞きしました。

 

 -ハインリッヒの法則について、説明願います
 これはアメリカの技師、ハインリッヒが発表した労働災害を分析する事によって導き出された法則です。もし、重大災害が1回起こったと仮定しましょう。その背後には軽度の傷の事故が29回、事故には至りませんが、ヒヤリ、ハットとする出来事は300回ほどある。と言う警告です。
 ここで想像して下さい。日常の生活で、このヒヤリ、ハットの状態までいかない、もしくは自覚しない数はどのくらい体験しましたか?これは相当な数になることでしょう!日々の作業でも、同じ確立です。つまり、
  重大事故(1):軽度の事故(29):ヒヤリハット(300)
で言い表されている数字は、よく考えてみれば非常に高い確率で大事故が起こる事を示しています。だからこそ、この重大事故になる前のヒヤリ、ハットの時点で安全対策を考え、実行する事が大切なのです。

 

 -作業安全のマニュアル冊子は、どんな点に注意して作成しましたか

 現場の作業者が、①見てくれる②読んでくれる③実行してくれる、と言う3点に注意して作成しました。この点からも分厚いマニュアル本ではなく、20ページ位の冊子にまとめる事にしました。また、内容についても現場の意見を参考にイラストや写真を掲載する事で、より分かりやすいものにまとめました。勿論、必要に応じて改訂をしています。現在では8版目になっています。

 

 

 

 -安全確保とスピードアップをどの様に考えていますか

 「作業安全を行う事は作業スピードが遅くなる」とは思っていません。確かに、安全確保の為、慎重に作業したり確認作業をしたりする事もあるでしょう。しかし、それは一連の作業の流れであり、作業手順として、安全作業も組み入れた「作業の標準化」になる訳です。作業者のスピードは①認知度②経験、熟練度③体力差④年齢等で個人差が生じます。そのため、作業者同士でバランスを取る必要が有ります。このバランスを取るために、毎年、新入社員が1年経つ頃にアンケートを実施しています。アンケートの回答では、全員が安全に対しての理解を示しています。その上、一年経つと作業にも慣れ、先輩と同じくらいのスピードで作業するようになるので、その点でも作業スピードに関しては心配していません。しかし、それよりも注意すべき点は、共同作業の中での身勝手な行動や手抜き作業をしてのスピードアップを図る事であり、それがケガや事故の原因となります。

 

 

 -今後の抱負をお聞かせ下さい
 現場作業においても目標は「人身事故ゼロ」です。我が社では、3ヵ月毎に安全月間を設けています。社員の安全意識の高揚と安全教育を目的として実施しています。新人社員には公共機関での安全講習の参加、ビデオによる安全講習も行っています。今後も安全、安心な職場として「人身事故ゼロ」に取り組み、頑張っていきたいと思います。
 

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INCQC国際新聞カラーコンテストで世界3位

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静岡新聞社はこのほどWAN-IFRA(世界新聞・ニュース発行者協会)主催の国際新聞カラー
品質クラブ(INCQC)2016-2018コンテストで、厳格なISO規格で新聞を印刷できる社として
入賞を果たし、オーストリア・ウィーンとインド・コルカタ(アジア賞)で表彰されました。
同コンテストの入賞は2006年、2010年に次いで3回目で、
特に今回はエントリーした部門で世界3位に入る最高成績となりました。

2016年の今回は色再現性の正確さが求められる数値評価で、
3回にわたって提出した全てにおいて満点を獲得。文句なしの世界一となりました。
もう一つの官能評価(見た目のキレイさ)では、紙面から読み取れる印刷機のセッティング精度、
色のバラツキの有無、色の鮮やかさ、紙面品質等、紙面全体が精査され、世界4位。
数値評価と官能評価の点数を合せた総合評価で、世界3位の評価を得る事ができました。

これまでも静岡新聞のカラーは皆様から高い評価を得ておりますが、
今回の入賞でその実力を世界に示すことができました。
新聞カラーの先駆けとして、新聞印刷技術のトップを走ってきたと自負しておりますが、
現在も先人の技術や思いを引き継いで日々研究を重ねています。

受賞に慢心することなく、今後も紙面一つひとつを大切にし、
世界水準の新聞を読者のもとに届けてまいります。

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INCQC 2度目のメンバー入り

静岡新聞社は、WAN - IFRA主催の国際新聞カラー品質クラブ:INCQC 2010-2012年のメンバーとして2006-2008年に続き、2度目の受賞をしました。
審査は4ヶ月に渡る技術的な課題評価部門と新聞専門の審査員による日常発行する新聞の品質評価部門の2つからなり、それぞれの得点の合計点によって評価されます。我々はこのいずれにも高評価を受け、INCQCのメンバーたる名誉を与えられた事に誇りにしています

静岡新聞社は今後も、長年の経験と技術に基づいたカラー印刷の品質を更に向上し続けます。
The Shizuoka Shimbun was awarded for the 2nd time as a member of the WAN-IFRA's International Newspaper Color Quality Club 2010- 2012. The 1st time was in 2006-2008.
The competition consisted of the total points of two trials. The technical measurement part was evaluated over a four-month period and the general printing quality part was judged by a jury of newspaper experts.
As a participant, we were able to reach the points needed to be a member of INCQC. We are honored and proud the project crew's efforts accomplished the outstanding results.
We will continue to challenge for better color printing quality based on many years of experience and technology.

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 「より美しく」、「より読みやすい紙面」を使命として、社員一丸となって取り組んでいます。インキや用紙などの研究ばかりでなく、印刷機の構造を理解したうえでの創意・工夫も積極的に行い、印刷技術向上に努めています。

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 印刷工程の中で最もコストが掛かるのが、用紙です。用紙のムダ、即ち損紙を例えば0.1%減少させるだけでも、1ヵ月でのコスト削減額は大きなものとなります。この観点から、長年あらゆる面から損紙削減策を講じて来ました。
 用紙をはじめ、巻取紙を保護しているワンプや新聞束の下敷きなどにリサイクル品を使用しています。また、使用済みの版も他社に先駆けて、アルミのリサイクル活動を行っています。

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 輪転機は高速回転する機械であり、操作方法を誤れば、時に危険なものとなる事もあります。これまでの経験を元に、いかに操作すれば安全であるかをマニュアル本にまとめました。これにより確かな安全が確保され、安心して働ける職場となっています。
 また、職場からの有機溶剤排除、騒音低減策なども考慮し、健康面にも配慮しています。
 

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