040部署紹介

作業安全研究チーム

田形 政利(印刷部副部長)さんにお聞きしました。

 

 -ハインリッヒの法則について、説明願います
 これはアメリカの技師、ハインリッヒが発表した労働災害を分析する事によって導き出された法則です。もし、重大災害が1回起こったと仮定しましょう。その背後には軽度の傷の事故が29回、事故には至りませんが、ヒヤリ、ハットとする出来事は300回ほどある。と言う警告です。
 ここで想像して下さい。日常の生活で、このヒヤリ、ハットの状態までいかない、もしくは自覚しない数はどのくらい体験しましたか?これは相当な数になることでしょう!日々の作業でも、同じ確立です。つまり、
  重大事故(1):軽度の事故(29):ヒヤリハット(300)
で言い表されている数字は、よく考えてみれば非常に高い確率で大事故が起こる事を示しています。だからこそ、この重大事故になる前のヒヤリ、ハットの時点で安全対策を考え、実行する事が大切なのです。

 

 -作業安全のマニュアル冊子は、どんな点に注意して作成しましたか

 現場の作業者が、①見てくれる②読んでくれる③実行してくれる、と言う3点に注意して作成しました。この点からも分厚いマニュアル本ではなく、20ページ位の冊子にまとめる事にしました。また、内容についても現場の意見を参考にイラストや写真を掲載する事で、より分かりやすいものにまとめました。勿論、必要に応じて改訂をしています。現在では8版目になっています。

 

 

 

 -安全確保とスピードアップをどの様に考えていますか

 「作業安全を行う事は作業スピードが遅くなる」とは思っていません。確かに、安全確保の為、慎重に作業したり確認作業をしたりする事もあるでしょう。しかし、それは一連の作業の流れであり、作業手順として、安全作業も組み入れた「作業の標準化」になる訳です。作業者のスピードは①認知度②経験、熟練度③体力差④年齢等で個人差が生じます。そのため、作業者同士でバランスを取る必要が有ります。このバランスを取るために、毎年、新入社員が1年経つ頃にアンケートを実施しています。アンケートの回答では、全員が安全に対しての理解を示しています。その上、一年経つと作業にも慣れ、先輩と同じくらいのスピードで作業するようになるので、その点でも作業スピードに関しては心配していません。しかし、それよりも注意すべき点は、共同作業の中での身勝手な行動や手抜き作業をしてのスピードアップを図る事であり、それがケガや事故の原因となります。

 

 

 -今後の抱負をお聞かせ下さい
 現場作業においても目標は「人身事故ゼロ」です。我が社では、3ヵ月毎に安全月間を設けています。社員の安全意識の高揚と安全教育を目的として実施しています。新人社員には公共機関での安全講習の参加、ビデオによる安全講習も行っています。今後も安全、安心な職場として「人身事故ゼロ」に取り組み、頑張っていきたいと思います。
 

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